ナイスなど3社 木造建築用、高遮音床を開発 特殊部材なく軽量化を実現
住宅新報 2020年4月28日 号 5面

開発した二重床システムの構造
ナイス(神奈川県横浜市、杉田理之社長)はこのほど、東急建設(東京都渋谷区、寺田光宏社長)と淡路技建(茨城県牛久市、川上雅文社長)と共同で、木造建築物用の高遮音二重床システムを開発したと発表した。木製床板の振動特性に着目した遮音機構を採用した。それにより、特殊な部材を使うことなく、軽量化と高遮音化を両立。木造建築物の良さを生かしながら、重量床衝撃音遮断性能LH-50の性能を実現できたという。
今後は、中規模の共同住宅のほか、学校・高齢者施設、保育施設、商業施設といった非住宅の中規模木造建築物、高い遮音性能を求められる中高層建築物などに採用する。また、東急建設とナイスはそれぞれ、自社が手掛ける木造3階建ての賃貸共同住宅に導入する計画。製品の販売は淡路技建が実施し、外販も検討している。
同社によると、木質系建築物で採用されてきた従来の床の遮音対策としては、床の重厚化や防振装置の利用などがあるが、材料費や施工手間の増加によってコストが上昇するほか、建物自重の増加によって耐震性に影響を及ぼす可能性もあり、必ずしも有効な対策ではなかったという。
























