大丸有エリア、地域防災ビル認定 開発計画の事前審査導入 価値高めるまちづくりを推進
住宅新報 2020年5月26日 号 4面
エリア防災審査会は、12年11月に「エリア防災ビル審査会」として発足。審査会は、学識経験者や東京都、千代田区、三菱地所などが参加する大丸有地区まちづくり協議会で構成され、エリア防災に貢献するビル認定を行ってきた。第1号は、「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」。ビル事業者は、第三者評価による高い防災性能をテナントなどにアピールできる。
4月からはエリア防災審査を都市計画提案前に申請する「計画審査」と、建築着工前に申請する「建築審査」の2段階体制とした。これまでは「建築審査」に当たるもののみで、計画協議段階で踏み込んだ評価が可能になった。
具体的な審査の内容は、まず「計画審査」では、大丸有地区内の防災性を高めるだけでなく、地区外への波及効果や広がりが期待できるものが含まれているかを定性的に審査する。これを前提に、計画が地区の防災性を高める妥当性があるかなどの「必要性」、エリアの防災性能、地域防災力向上への貢献、具体的な効果が見込めるかなどの「有効性」、確実に実現するための体制や確約などを確認する「実現性」を評価する。
























