健康や快適性などを評価「Arc」 5指標を世界比較して点数表示 既存の建物や街区が評価可能に 再評価でモニタリング
住宅新報 2020年6月9日 号 4面
一般社団法人グリーンビルディングジャパン(GBJ)によれば、「Arc」とは、建物や街区、コミュニティなどをエネルギー、水、廃棄物、交通、ヒューマンイクスピアリエンスという5つのKPI(最重要指標)で評価。世界中から収集するデータベースと行動パターンを比較して、100点満点の数値で表示する。なお、KPIの一つであるヒューマンイクスピアリエンスは、建物版では空気質や快適性、都市・コミュニティ版では世帯所得水準、家計に占める家賃水準などが評価対象になる。
また、「Arc」がこれまでの環境評価とと比べ特長的な点は、新築の建築物や都市開発のみならず、既存の建築物や街区などを評価できるところと、現在の成績を起点に再評価されるため評価の点数が変化するというところだ。つまり、世界の同様の空間と比べて最新数値で示し、「止まっていれば遅れていく。世界のスピードで追いつくと(評価が)プラスになる」(GBJ共同代表理事の平松宏城ヴォエルフ社長)という。
既存の建築物や街区の評価が可能で、築年数が古いビルなどの環境認証評価が進む可能性が指摘されている。環境評価であるLEEDとの親和性が高く、「Arc」はLEED認証の取得前のプロジェクトに対して、LEED認証取得を手助けする仕組みとなっている。
























