ウッドショックの行方 (上) 「7月には木材供給が平準化」との見方も
住宅新報 2021年6月29日 号 12面

ポラテックの北大路専務
木材の供給は、「5月が最も困難な状況だったが、6月に入り、徐々に回復した。7月には元のペースに戻るだろう」(ポラテック・北大路専務、以下同じ)と見通しを語った。一方、価格変動は、「50年ほど木材業界に携わり、石油ショックも経験したが、ここ2~3カ月ほどの急激な高騰は初めて」と言う。北米産の丸太材や、欧州産の集成材の原料板材(ラミナ)は、直近3カ月で価格が約160%に上昇しており、今夏には倍になると見越している。
特に価格の高騰が激しいのはツーバイフォー製材で、昨年4月には現地価格300ドルだったが、6月上旬時点で既に1600ドルまで高騰。今夏は昨年4月比で6倍超の値上げも想定している。
ただし、「あくまで個人の意見だが、今夏の成約が(木材価格の)ピークと考えている。ここで(木材の)買い占めに走ると、その後の下げ相場で、保管料などのコストを在庫ごと抱えかねない」と警鐘を鳴らす。

















