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台東区内で坪400万円台か 大京「ライオンズミレス蔵前」 総戸数97戸「想定以上の反響」

住宅新報 2021年10月5日 号 5面

連載: 業界これだけ読めば

マンション・開発・経営
  • 外観イメージ(提供・大京)

    1 / 2外観イメージ(提供・大京)

  • モデルルームの内観

    2 / 2モデルルームの内観

 「ライオンズミレス蔵前」は都営大江戸線蔵前駅から徒歩2分の場所で開発中のマンションで、徒歩15分圏内に6路線10駅が所在する交通利便性の高い立地。同物件では交通利便性のほか、蔵前というエリアの魅力を強く打ち出した販売戦略を行っている。

 蔵前は古くからの職人街や問屋街として知られる一方、近年では、昔から残る倉庫などをリノベーションして飲食店や物販店として活用する動きが広がり、先進的エリアへとイメージが変化している。こうしたイメージを生かし、マンションギャラリーは蔵前のカフェをイメージしたデザインに仕上げ、紹介映像もエリア紹介に多くの時間を割いている。また同社のマンションギャラリーとして初めて非装着型VR設備を導入し、建物周辺の街並みをリアルに体感できる機会を設けた。

 販売のターゲット層はこれまでの「ライオンズミレス」シリーズ同様、単身者やDINKSなど。

希少な新築分譲に反響

 同物件の専用HPは6月末に開設され、9月末現在までの反響は約900件。同社担当者は「想定よりも多い」と手応えを語る。その理由として、同物件自体の訴求力のほか、「賃貸物件が中心のエリアのため、分譲は需要に対し供給が少ない」(同社担当者)ことも要因として挙げる。

 価格は未定だが、おおむね3300万円台から1億2000万円台までを想定しており、平均坪単価は400万円前後と見られる。坪単価としては「近隣エリアで現在供給されているハイグレード物件と同程度」(同)の水準だ。

職人の手仕事を建物に

 建物は鉄筋コンクリート造・15階建てで、総戸数は97戸(特定分譲住戸10戸含む)。同種の開発物件としては珍しく四方が道に接した敷地のため、周囲の空間的な余裕を生かし大半を角住戸として設計した。間取りは1DK~3LDKの5種類で、中心となるプランは1DK(39戸)と1LDK(20戸)。専有面積は約25~69m2。

 蔵前エリアのイメージは、販売戦略だけでなく建物自体にも反映している。建物の角に丸みを持たせ、住戸の窓をあえて不規則に配置し、建材として用いた陶板タイルは職人の手造り品。〝蔵〟や〝手仕事の工芸品〟を思わせる外観デザインに仕上げた。

 販売開始は10月中旬、竣工は23年3月を予定している。

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