外壁や塗装部分には経年変化によって様々な現象が生じます。場合によっては美観を損ね、トラブルに発展することもあり、その一つにチョーキング現象があります。チョーキング(白亜化)とは黒板に使うチョークから由来した呼び方で、白い粉が塗装部や外壁に生じる現象で、指で擦ると白い汚れが付着します。
塗膜が雨水や太陽光線に含まれる紫外線を浴び続ける事で、塗料材の合成樹脂成分(シリコンやウレタンなど)や顔料が徐々に分解され、白い粉として析出したものです。白い粉が付着している場合は、すでに塗膜の劣化が進行しているので対処は厄介です。水で外壁を洗っても、すぐにまたチョーキングが発生してしまい、ブラシなどで洗浄すると逆に下地を傷つけてしまうことがあります。チョーキングを完全に補修するには、高圧洗浄をした後、塗装し直す必要があります。
塗装作業は下塗り・中塗り・上塗りと3回塗りをしなくてはならないため、時間がかかります。また、サイディングやALCなどの場合、目地に施工されているコーキング材も寿命を迎えている可能性が高く、塗装と同時に打ち替える必要があります。塗り替える場合、塗料の耐用年数はウレタン系で5~10年、シリコン系で10~15年、ラジカル系で8~16年、フッ素系で12~20年といったところで、ウレタン系とフッ素系の価格差はおよそ2倍ほどあります。


















