低コストと大空間両立 BXカネシン ポラスG 木造非住宅・平屋向けの金物開発
住宅新報 2021年11月23日 号 16面

ブレースを留め付け、グリッドの高強度を確保する
木造住宅用接合金物の開発販売などを手掛けるBXカネシン(東京都葛飾区)とポラスグループのポラス暮し科学研究所(埼玉県越谷市)は、低コストと大空間設計の両立を目指し、木造用の水平構面(水平方向の平面骨組み)を構成するブレース受け金物「MPブレースシート」を共同開発した。同商品は11月16日から発売を開始している。
今回の金物は倉庫や店舗といった木造非住宅・平屋での使用を想定する。天井の水平構面をグリッド(正方形の格子)の組み合わせで構成する際に、グリッドの変形を防ぐ鉄筋ブレース(筋交い)を留め付け、高強度を確保する。
通常、木造軸組み工法で施工する非住宅は住宅用と同じ柱や梁(はり)、掛け方で構成される。幼稚園・保育園や福祉・医療施設などは木造住宅のスケールアップ版で対応し、小部屋が多い。一方、店舗や倉庫など大空間を必要とする場合は特注材が必要となり、コスト高となる。同研究所構造Gの照井清貴グループ長は「住宅の標準だけを非住宅に当てはめようとすると、どうしても勝てない市場が出てきてしまう。まずは平屋店舗の標準化により、鉄骨造に近い形で構造躯体を木造化したい」と狙いを語る。

















