こま武蔵台団地でグリスロ実証実験 高齢者の移動とネット支援 タブレットで運行情報、有人で使い方指南
住宅新報 2022年1月4日 号 4面

こま武蔵台団地でのグリスロ実証実験の様子
高齢化が進む郊外の住宅団地における移動の課題に対して、モビリティとITを組み合わせた実証実験が行われている。東急不動産グループのTQコネクト(東京都渋谷区、五木公明社長)と東急不動産R&Dセンターは、埼玉県日高市の「こま武蔵台団地」において、グリーンスローモビリティ(グリスロ)の実証実験に伴い、高齢者へのインターネットの利用を支援する。実証実験に参加する26人に、友人のオペレーターと対話できるようにした高齢者向けの「TQあんしんタブレット」を無償提供。運行状況や周辺地域の情報をオンラインで配信し、インターネットに不慣れな高齢者でも随時状況を把握することができる環境を整え、デジタル格差の解消を目指す。
実証実験は、21年12月7日~22年1月9日、国土交通省国土技術政策総合研究所が実施主体となって実施。団地周辺のショッピングセンターを中心に、平日は団地内循環型として5便、土日祝日は、東西個別型として2ルート合計8便運行する。運行状況や混雑状況を事前に知りたいという要望があったため、乗車状況を自宅にいながら確認できるように、「TQ あんしんタブレット」で始発地点での乗車状況を案内する。悪天候による運行中止やダイヤ変更、不慮のトラブルに伴う遅延などの情報を、タブレットに配信する。
TQコネクトは、東急不動産ホールディングスの社内ベンチャー制度で生まれた企業。高齢者が苦手とするデジタル機器を使えるようにし、デジタルの力で高齢者の課題を解決することを図る。
























