壁面緑化とは、建物や構築物などを植物で覆うことで、緑で覆われたコンクリートの外壁やエクステリア、土木構築物は目に優しく、あまり美しくないデザインであっても、それを覆い隠し環境に溶け込ませることができます。また、SDGsにも貢献します。
壁面緑化のメリットとしてまず挙げられるのは、「ヒートアイランド現象の緩和」です。都市のビルや路面は太陽光によって熱くなり、その熱はビルの谷間に滞留します。これがヒートアイランド現象で、大気汚染や熱中症の増加、冷房負荷の増加などの原因になります。植物を壁面に植えることで、蒸散作用によって葉や茎から発散する水分が気化する際に周囲の熱を奪い、壁面周辺の温度を下げます。一方、寒冷時には、武蔵野や富山の屋敷林のように冷たい風を遮る効果があり、暖房負荷を下げることができます。
また、植物は光合成を行うことで、二酸化炭素を取り込み酸素を生成し、わずかではありますが、二酸化炭素削減に寄与します。更に、建物を覆う緑のスクリーンは建物内部へ埃(ほこり)が侵入するのを防ぎ、葉や茎についた埃は雨で洗い流されるため、建物汚染の防止にもなります。























