街の不動産トラブルを解決する 5 調停人候補者紹介 【調停人候補者】 中村美保氏 宅地建物取引士 (福井県福井市)
住宅新報 2022年5月24日 号 9面
連載: 街の不動産トラブルを解決する
とある個人所有物件の入居者とのトラブルについて、私(中村)からご紹介させていただきます。
借主(テナント利用の入居者)がある日、貸主の自宅玄関で、「裁判にする!」と怒鳴って去っていかれました。事情を確認すると、コロナ以前に地震によるガラス破損のための修繕費用がかなり要したとのこと。そのため、家賃を2カ月分滞納予定だが、3カ月目以降より支払いを再開するとの合意書を貸主と交わしました。しかし、貸主がその約束に反してテナントの玄関に、「家賃を払え!」という内容の貼り紙を二度もしてしまい、不快になってしまったということで大変ご立腹でした。
保険も多少出たそうですが、想定外の修繕だったそうで、入居者も大変困っている様子でしたので、支払い再開を再度約束し、貸主の行動については、正式に謝罪してもらい、事なきを得ました。時間や手間は掛かりますが、話し合うことで相手方の怒りは収まり、落ち着くところに落ち着きホッとしました。
























