トータルブレインのマンション最前線 コンパクトマンションの新築・中古市場分析 相互に補完も中古市場の形成は途上
住宅新報 2022年6月7日 号 5面
トータルブレインはこのほど、「新築コンパクトvs中古コンパクト~コンパクトマンションの中古都心地区の市場の違いを探る」と題したレポートをまとめた。2000年代初頭に多数供給され、現在築15~20年と〝中古適齢期〟を迎えているコンパクトマンション(1LDK~2LDK、平均専有面積30~40m2台)。その新築と中古の市場について比較検証を行っている。
かつては需要が想定されていなかったコンパクトマンションだが、2000年ごろに単身世帯の潜在的需要に合致する形で供給が本格化し、特に03~04年ごろに首都圏でブームとなり大量供給された。その後、マンションの全体的な価格が下落する時期は供給が減少、上昇する時期は供給が増加するという形で供給量は変動し、18~21年は再び増加傾向を見せている。
しかし近年、その新築供給エリアには明らかな変動が見られる。およそ18年ごろまでは都心が供給の中心だったものの、価格の更なる上昇に伴い、主な供給エリアの郊外化が進んでいる。21年の供給シェアを見ると、23区では従来の都心6区や城南、城西といったエリアから城東や城北にシフトすると共に、都下や神奈川県、埼玉県、千葉県での供給量が増加している。
























