5月受注状況 戸建てプラス転も不透明感 相続ニーズ、賃貸に反映
住宅新報 2022年6月21日 号 10面

主要住宅メーカーの5月受注状況
5月の主要住宅メーカー受注速報(金額ベース)は、住友林業やミサワホームが注文住宅で前月からプラスに転じたほか、賃貸事業が引き続き堅調だった。前月集合住宅(賃貸住宅)で大幅な伸びを見せた旭化成ホームズは、前月の反動などにより、戸建て、集合共に対前年マイナスの受注となった。
積水ハウスは、前年同月のハードルが高かった中、分譲住宅以外は前年を上回った。戸建て住宅は前月同様、大空間「ファミリースイート」や次世代室内環境システム「スマートイクス」などの生活提案が奏功しており、特に「スマートイクス」は標準に近い採用率に上った。賃貸住宅もZEHの好評ぶりが反映された。昨年大幅に伸長したマンションは反動があったものの、高額物件の受注が好調に推移。リフォームはこどもみらい支援も順調に推移し、500万円以上が好調だった。
大和ハウス工業は、戸建ては前月に引き続き二桁減。大型連休のキャンペーンを特に実施しなかった影響も考えられるという。一方、集合住宅とマンションは好調だった。集合住宅は対面営業の機会が増え、二桁増につながった。相続税対策などのニーズが継続し、市場全体の回復基調が反映されたと見る。

















