建具類の中で室内ドアは最も身近な存在です。それゆえ、そのデザインや仕様、手触りなどは、使い勝手や快適性を大きく左右します。
ドアの仕様は屋内用と屋外用に分かれます。屋外用は風雨や紫外線にさらされるため耐久性が求められ、代表格は玄関ドアです。玄関ドアに木質系を使うと風格や重厚感が増しますが、耐水性能や水密性には十分に注意を払う必要があります。特に西日が当たるようなケースでは紫外線の威力は侮りがたく、対策のない木質系では数年を経ずして、褪色や割れなどの劣化が顕著になります。庇や袖壁で風雨や紫外線を防いでも効果はあまりなく、屋外には木質系を使わず、金属系を選ぶのが間違いありません。
室内ドアは無垢ドアとフラッシュドア、水回り用の金属ドアがあります。無垢ドアは無垢らしさを主張するために框組み(かまちぐみ)デザインが主流です。框組ドアとは構成材が縦横に立体感を持って組まれたもので、陰影を出しやすく重厚でクラシックな雰囲気を持っています。
























