住友林業が設計・施工 上智大、四谷に木造キャンパス
住宅新報 2022年7月5日 号 10面

3階には〝語らいの場〟を設けた。内装には、国産材の端材や間伐材などを随所に活用した
住友林業が設計・施工を請け負った、上智大学四谷キャンパス15号館(東京都千代田区)が今秋、社会人教育や地域交流の拠点として供用を開始する。
同社は、延べ478.35m2の木造3階建ての耐火構造建物を今年5月に竣工した。構造・羽柄材111.85m3、外造材11.82m3の木材を使用することで、構造躯体のCO2排出量を概算で217トンにとどめ、一般的な鉄筋コンクリート造や鉄骨造で同様の施設を建築した場合に比べ、構造躯体からの資材製造時CO2排出量を15~20%削減したほか、40年生のスギ約280本分に当たる約84トンの炭素固定量(CO2ベース)を確保した。
外壁には独自に開発した「ポストテンション耐震技術」による木質耐震壁を採用することで、採光性と耐震性能を両立したほか、独自開発した木質耐火集成材「木ぐるみFR」を採用するなど、主要構造部の木のあらわしを実現した。内装も含め、すべて国産材を採用したほか、製材過程で出る端材などを内装などに活用した。屋上緑化や壁面緑化などにも取り組む計画だ。

















