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スタンダード会員限定野村不動産 円滑化法によるオフィス開発 都心老朽マンションを用途変換

住宅新報 2022年8月23日 号 4面

マンション・開発・経営
「高輪交陽ハイツ」の外観

「高輪交陽ハイツ」の外観

 野村不動産は、マンション建替円滑化法に基づいて分譲住宅「高輪交陽ハイツ」(東京都港区高輪2丁目、総戸数106戸、12階建て)を7月に買い受けて、オフィスビル開発を行う。8月中に建物の解体工事に着手し、10階建ての同社のオフィスビル「PMO高輪(仮称)」として24年度に竣工する予定。建築後相当の年数を経たマンションは今後も急激に増大していくと見込んでおり、同社はマンション建て替え事業を推進する方針だ。

 「高輪交陽ハイツ」は、1980年に竣工された分譲住宅で、13年に実施した耐震診断の結果、耐震強度不足が判明。設備配管の劣化なども認められ、16年から管理組合による建て替えを含む再生の検討を行っていた。同社は19年8月に事業協力者として参画して、(1)建て替え、(2)マンション用地としての敷地売却、(3)複合建物用地としての敷地売却、(4)オフィス用地としての敷地売却を提案した。

 これらの提案のうち、特に「高輪交陽ハイツ」がJR高輪ゲートウェイ駅の開業や品川駅周辺再開発プロジェクト着工などオフィス立地として適した環境であるため、19年12月にオフィス用地として敷地売却が決議された。

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