ひと 新たな理論と実践の融合を 不動産証券化協会・フェロー元宮城大学事業構想学群教授 田邉 信之さん
住宅新報 2022年9月6日 号 2面
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不動産証券化協会・フェロー元宮城大学事業構想学群教授 田邉 信之さん
今年3月に宮城大学を退官した。専門は不動産投資・証券化、金融・ファイナンス、経営学(MBA)。現在は都内で企業顧問を務めるほか、国土交通省や宮城県の官民連携(PFI/PPP)などの委員長を継続し、多忙な日々を送っている。「実務経験が長いので実務にあった情報を既成概念にとらわれず第三者目線で発信したい」と話す。
80 年に日本興業銀行に入行。バブル経済の最盛期とその崩壊を目の当たりにしたが、バブル崩壊後の中で不動産証券化市場が創造され成長するイノベーションの過程を体感したことは、「不動産・金融の実務家として、研究者(公立大学)として遭遇でき、貴重な体験だった」と振り返る。その過程で経営者層の先見性や市場関係者の熱意も体感し、人の重要性を再認識したという。
過去30年間、日本経済は成長していないが「若い世代に日本の将来をあきらめてもらいたくない。経済成長は1人当たりの生産性の向上が不可欠になっている」と強調する。官と民の世界を熟知する強みを生かし、若い世代の育成を通じて間接的に事業にも関わりながらイノベーションの創出につなげていきたい考えだ。90年代後半から急成長した不動産証券化というイノベーションを支えた一つは人材だったと実感する。
























