販売好調、高額分譲戸建て 付加価値によって差別化
住宅新報 2022年11月1日 号 1面
成城で2億円超 第1期5棟即完
新たな建て売り分譲戸建てのマーケット開拓を図っているのは、野村不動産だ。首都圏で、建物面積100平方メートル前後、販売価格数千万~1億円台前半の分譲戸建てブランド「プラウドシーズン」を展開、年間約400棟を供給してきたが、今年に入り、東京・成城で同社初となる2億円超の分譲戸建て住宅「プラウドシーズン成城コート」(総戸数6戸)を供給。市場でも、これまでごく限定的な供給にとどまる高額価格帯の分譲戸建て住宅商品の潜在ニーズを見越し、150.01~173.04平方メートルの区画に建物面積119.33~173.97平方メートルの3LDK・4LDKからなる2階建てを開発した。昨年12月末にサイトを開設し、1月8日にモデルをオープンした実質2週間で、登録件数が1200件に上り、第1期販売分の5棟は、最高倍率5倍で即日完売した。
来場者の大半は「プラウドシーズン」を認知しておらず、実質的に競合となったのは同価格帯の分譲戸建て住宅ではなく、戸建て注文住宅だったという。土地オーナーのニーズといったグループの情報なども活用し、世田谷区を中心に東京23区で今後も同様の価格帯で年間数十件の戸建分譲住宅の供給を目指すと共に、これまで注文住宅に流れていた層のニーズの掘り起こしを目指す方針だ。

















