住林、第一生命らと私募ファンド組成 介護付有料老人ホーム4施設 ESG配慮型で拡大
住宅新報 2023年1月3日 号 20面

ファンドのスキーム
住友林業と第一生命保険は、ESG配慮型の不動産ファンドを組成した。アセットマネジャーは、住友林業の100%子会社SFCアセットマネジメントとサムライ・キャピタル(東京都港区、青山健社長)。対象アセットは住友林業グループが保有する介護付き有料老人ホーム4施設で、ファンドの規模は約40億円、運用期間は5年。
SPC(特別目的会社)を設立し、両社が同SPCへ匿名組合出資する。住友林業グループはファンドへの施設売却によって保有資産を圧縮し、サービスレベルを維持しつつ、安定したアセットマネジメント事業収益を得る。第一生命はファンドへの投資を通じ安定的な投資収益を得ると共に、ウェルビーイング促進に資するヘルスケア施設の供給への貢献や脱炭素社会の実現への寄与を目指す。
今回の対象施設は、静岡県静岡市の「グランフォレストしずおか葵の森」(全63室)、兵庫県神戸市の「グランフォレスト神戸六甲」(全59室)と「グランフォレスト神戸御影」(全57室)、東京都豊島区の「グランフォレスト目白」(全30室)。いずれも住友林業の100%子会社スミリンフィルケアが運営しており、内装の木質化による疲労感の低減や睡眠の質が向上する空間の提供、転倒してもけがをしにくい床材の採用など、筑波研究所による「木の特性が心と体に及ぼす影響」の研究成果を活用することで入居者・従業員のウェルビーイングへの貢献や、環境負荷の低減に取り組んでいる。

















