街の不動産トラブルを解決する 32 調停人候補者紹介 【調停人候補者】 藤沢茂氏 株式会社Qurepass 代表取締役(東京都豊島区)
住宅新報 2023年2月7日 号 10面
連載: 街の不動産トラブルを解決する
公平に接する まず、私の関わったトラブル事例を紹介させていただきます。これは相続にかかわるトラブルであり、被相続人の弟さんからのご依頼でした。相続した不動産に姉が居住しており、退去や売却に応じてくれないというのです。最終的に売却となり、金銭の分配ができ解決しましたが、ご依頼人側の弟さんの肩を持ちたくなる気持ちをグッとこらえ、公平に接したことで、お姉さんからも信頼を得たことが、解決につながったと思います。
次に、私が調停人候補者となった経緯をお話しさせていただきます。不動産の仲介業者として業務に当たっていると、よくトラブルで行き詰まっている方に出会います。その際に、相談もしてもらえない事が多々あり、また、相談してもらっても知識不足でお役に立てないことも多々あり、毎回歯がゆい思いをしておりました。その際に調停人という資格があることを知ったことがきっかけです。
仮にトラブルがあったとしても、費用も敷居も高い弁護士に依頼する前に問題を解決できれば当事者の方にとって理想的だと思われます。もちろん、どうしても私の力不足で解決できない場合は弁護士を頼ることになりますが、依頼者様にとっても、まずは気軽に相談できる窓口があることは非常に意義があることだと思っております。もちろん、裁判に比べて、簡易・低廉・柔軟さをもったトラブル解決が可能になることもポイントです。
























