ひと 公平な不動産価値の評価を 日本不動産研究所で不動産レジリエンス認証制度に携わる 古山 英治さん
住宅新報 2023年2月14日 号 2面
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自然災害に対する不動産のレジリエンスを、立地と建物の評価で可視化する認証制度「レジリアル」。一般財団法人と複数の民間事業者が、3年の検討を重ねて今年1月27日に始動した業界横断プロジェクトだ。この普及に携わる日本不動産研究所業務部次長の古山さんは「頻発化する自然災害に対し、対策が分からない所有者は多い。所有不動産のレジリエンスの現在地を確認し、対策を進めるモノサシになれば」と話す。
中大法学部在学中に宅建を取得。就職氷河期だったが、卒業した年に取得した不動産鑑定士資格が縁で00年に不動研に就職した。8年半の地方勤務の後、証券化室や金融機関への出向を経験。DBJグリーンビルディング認証の普及啓発にも携わった。活動の根底には「鑑定という得意分野を生かし、不動産のあらゆる課題を解決する総合不動産コルサルティング業への発展を目指す。それをリードしたい」と熱い思いを持つ。
顧客との関係構築、新規業務開発を担う現職でも、その思いで「レジリアル」の普及啓発に臨む。第1弾となる「水害編」の認証目標は初年度100件。認証機関として公平・中立性を担保するスキーム構築など「異なる業種を結ぶ難しさを知った」と振り返るが、認証開始記念セミナーではリート、ディベロッパー、金融関係者等約600人が聴講するなど、新たな広がりに手応えもある。
























