60歳からの住宅ローン【リ・バース60】累計申請件数1万件突破

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スタンダード会員限定「リ・バース60」累計6000件突破 60歳以上の住宅取得支える

住宅新報 2023年3月21日 号 2面

政策
「リ・バース60」累計6000件突破 60歳以上の住宅取得支える

 住宅金融支援機構と提携している民間金融機関が提供する60歳以上向けの住宅ローン「リ・バース60」の利用が右肩上がりだ。同機構によれば、22年度は23年2月末現在で申込受理件数は1617件で、前年同期比で1.1倍。09年のスタートから累計で6133件となった。同機構が保証機能を担うことで民間金融機関の融資を担保する。取扱金融機関は全国で84機関となり、地域金融機関の参入割合が多くなっている。「高齢者との取り引き機会の拡大」「1案件当たりの収益性の向上」等が参入理由だという。

 同ローンは、住宅の建設、購入、リフォーム、ローンの借り換えなど住まいの幅広いニーズに対応する。毎月の支払いは利息のみで、元金は利用者が亡くなった際に一括返済となるのが特徴だ。利用者平均では申込人年齢は70歳、また所要額は2943万円、借入額は1606万円、毎月支払額は3.6万円、年金受給者割合は55%となる。足下の資金使途では注文住宅が約3割、借り換えおよび新築マンションが2割ずつだ。

 利用者自身が亡くなった際に必要となる元金の一括返済には、相続人が一括返済することで自宅を残す方法と、担保物件の売却代金で返済する方法がある。後者については売却代金で債務が残った場合、その不足分を相続人が返済するのが「リコース型」、相続人に返済の必要がないのが「ノンリコース型」だ。同ローンは、このノンリコース型を始めた17年以降に大幅に伸張し、20年度は初めて年間で1000件を超えた。リコース型よりも年率で0.5%程度高くなるが、同機構によれば大半がノンリコース型を選択しているという。

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