東京建物で「ウェルビーイング」専門組織発足 八重洲再開発事業でサービス展開目指す
住宅新報 2023年3月28日 号 4面

「ウェルビーイング向上因子」
東京建物は、心身などを良好な状態で維持する「ウェルビーイング」をまちづくりに実装する活動を本格化する。プロジェクトチーム「Well-being Lab.」(ウェルビーイングラボ)を発足。現在、同社が開発を進め、25年度の竣工を予定している「東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業」において、オフィスワーカーのウェルビーイング向上を狙ったアプリによるサービスを展開する計画だ。
第1弾の施策として、ウェルビーイング研究の第一人者である予防医学研究者・石川善樹氏の監修により、首都圏で働くビジネスパーソン1万人に調査を実施。どのような行動や状況でウェルビーイングが向上したのかを分析して、20個の「ウェルビーイング向上因子」を特定した。これらの因子を抽出するためのツールとして、13個の設問に回答することにより個人の状態を可視化する「ウェルビーイングスコア」を開発し、スコアを測定できるサービスを実装する。同社では、アプリによる提供を想定している。
20因子に該当する各種サービスを提供し、テナントの入居者がウェルビーイングになれるオフィスを提供する。提供するサービスの具体化については検討中で、今年の秋頃にサービスの一部の発表を目指している。
「ウェルビーイングスコア」のツール自体はまだ検討中の段階だが、約2週間の中で13個の質問のうち1日1個の質問がランダムに出てくるようなツールを想定。利用者は毎日1個の質問に気軽に回答することで、直近2週間の自分のウェルビーイング度を認識することになる。例として、その前の2週間よりもウェルビーイング度が悪化している場合は自分にとって有効なウェルビーイングサービスを受ける、といった行動のきっかけとして利用することが可能になる。



























