ミサワホーム22年度業績見通し 営業利益が大幅伸長 売上高コロナ前上回る見通し
住宅新報 2023年4月25日 号 18面
ミサワホームは22年度3月期連結業績で売上高4215億円(前年度比5.9%増)、営業利益166億円(同43.1%増)と、08年のリーマンショック以降では最高益を計上する見通し。売上高も14年度以来の4000億円超えとなる。作尾徹也社長は、「この3年間、営業利益は着実に進んだが、売上高がなかなか伸びない状況が続いていた。昨年の新体制以降、トップラインを上げ、事業規模の拡大を確実にするべく、様々な手を打ってきたことがやっと形になった」と振り返った。
セグメント別では、主力の新築請け負い事業が売上高2448億円(同2%増)、営業利益40億円(同6%増)、ストック事業が売上高982億円(同10%増)、営業利益49億円(同88%増)、街づくり事業は売上高209億円(同3%増)、営業利益23億円(同51%増)、海外事業は売上高517億円(同26%)、営業利益54億円(同43%増)、介護事業は売上高59億円(同9%減)、営業損失1億円(同8%減)を見込む。
ストック事業や街づくり事業、海外事業が増益をけん引した。ストック事業では、「リフォームでは、非住宅や(OB顧客以外の)一般顧客にも注力してきた。窓まわりや断熱などの補助金も追い風になった。また、不動産事業では、買取再販などで少しずつ実績ができた」(作尾社長、以下同じ)とした。街づくり事業や海外事業については、「我々は昔から医療や介護事業をやっているので、そのノウハウを街づくりに展開し、地元のディベロッパーと組んだ協業を積極的に進めていきたい。海外は昨年10月まで米国が絶好調だった。10月以降は極めて厳しい景気後退局面に入り、現在もただ中にある。今後は、戸建て事業をメインとしつつ賃貸など他の事業軸を少しずつそろえていき、当社が5、6年前から取り組んでいるポートフォリオの多様化を進める。(海外でも)〝戸建て一本やり〟では長い目で見たら安定的な成長は期待できない」との方針を示した。

















