ひと 多様な関係者の〝縁〟つなぐ 不動産・建設分野のデータ活用を推進するPCDUA代表理事 桜井駿さん
住宅新報 2023年6月6日 号 2面
連載: ひと

今年4月に設立した不動産建設データ活用推進協会(PCDUA)の代表理事に就任。不動産、建設、金融、システム提供会社など様々なステークホルダーの参画を促し、不動産・建設分野のデータ活用と企業間のマッチングを推進する。
みずほ証券、NTTデータ経営研究所を経て19年にデジタルベースキャピタルを創業。「偶然、縁の重なり」と振り返るキャリアの中でも15年、スタートアップを中心に金融取引環境の整備を目指すフィンテック協会の事務局長に就任した経験が転機に。大ヒットドラマ「半沢直樹」の世界観を実体験したという。「規制産業は監督官庁があり、内向きの組織となりやすい。フィンテックは真逆。顧客起点で何ができるかを関係者が追求し、法改正にもつながった」。産業としての人材の集まり、ステークホルダーの多様性を学んだという。
同社では、規制産業に特化して産業変革に関する取り組みを投資、戦略等から支援する。「衣食住に関わるインフラ産業は巨大市場で、無関係な生活者はいない。顧客視点でインパクトのある仕事をしたい」という思いは、PCDUA設立にも共通する。「不動産業の課題は魅力の発信不足。国の基幹産業として従事してきた先達の自負や経験が届いておらず、IT人材や若者の採用ができていない」と指摘する。
























