街の不動産トラブルを解決する 50 調停人候補者紹介 【調停人候補者】 赤澤泰三氏 (一社)全国空き家流通促進機構代表理事(東京都中央区)
住宅新報 2023年9月5日 号 9面
連載: 街の不動産トラブルを解決する

赤澤泰三氏
私は(一社)全国空き家流通促進機構の代表理事として、空き家トラブルに接してきました。「平成30年住宅・土地統計調査」では、前回の調査(平成25年)と比較して3.6%増の増加をして848万9000戸、空き家率は13.6%と過去最高を記録しました。空き家は単純に人が住んでいない建物ということになりますが、それだけで様々なトラブルを発生させます。
防犯上のリスクも
その中の一つが、建物の老朽化です。住む人が居なくなり、長期間放置している空き家は、当然、ただただ老朽化していくことになります。日常的に風雨にさらされ、時には地震や台風などの天災に見舞われ、結果的にブロック塀が崩れたり、屋根瓦が散乱してしまったりと、周囲に被害を加える可能性が出てきてしまうのです。もちろん、放火や防犯上のリスクもあるでしょう。そして、それこそが建物の持ち主と近隣とのトラブルに発展することがあるのです。






















