空き家活用DIY賃貸の初弾 小田急不など築100年長屋を古民家スタジオに
住宅新報 2023年10月3日 号 5面
小田急不動産とomusubi不動産(運営会社・トノコーポレーション)は9月26日、空き家活用事業「小田急ありのまま賃貸~空き家活用DIY賃貸」の第1弾の完成を発表した。東京都中央区に立地する築約100年の長屋を、外国人観光客向けに古民家スタジオ(撮影スタジオ)として活用する。
「小田急ありのまま賃貸~空き家活用DIY賃貸」は、空き家課題解決のため、小田急線沿線に顧客基盤を持つ小田急不動産と、DIY賃貸運営の実績豊富なomusubi不動産がタッグを組んだ事業。小田急不動産が空き家を借り上げ、omusubi不動産がDIY可能な賃貸物件として入居者を募集し、貸し出すスキームだ。DIY賃貸は、一定条件の下、借主が費用を負担し、好みに合わせて改修を行う。
今回の物件は、東京メトロ有楽町線の月島駅から徒歩3分に立地する2階建ての長屋。大正時代に建てられ、築年数はおよそ100年。所有者は相続で受け継いだが、使用しておらず、長らく空き家となっていた。売却はしたくないものの、一般的な賃貸物件として貸し出すには改修費がネックとなり、活用に苦慮していた。そのため「小田急ありのまま賃貸~空き家活用DIY賃貸」を活用。入居者である、イベント企画などを手掛ける会社ICHIMILEが、昔ながらのトタンの外壁や味わいのある建具は残しつつ、ふすまや壁紙、畳の交換を行った。

























