定量的データが普及のカギ マンションの外断熱改修 日本外断熱協セミナー
住宅新報 2023年10月10日 号 5面

セミナーでは登壇者が会場からの質問に回答
NPO日本外断熱協会は9月30日、東京都港区で、マンション住人や管理組合役員向けに「マンションの外断熱改修ってなに?」と題したセミナーを開いた。実際に大規模修繕時の外断熱改修工事に携わった学識経験者や管理組合の理事長らが登壇し、その効果や普及に向けた課題を語った。効果データの必要性などが指摘された。
外断熱とは、建築物を外側から断熱材ですっぽりと覆う方法で、1年を通じて室内の温度変化が小さくなり、冷暖房費が少なくて済む。また躯体のコンクリートの傷みが抑えられ、建物の長寿命化にも役立つが、室内側からの内断熱が一般的な日本ではコスト高などがネックとなり普及に至っていない。ただ、最近では、大規模修繕時に実施するケースが出てきている。
今回のセミナーでは、まず、アイラム代表取締役社長・東京都市大学名誉教授の坊垣和明氏が、築約50年のテラスハウス(6棟・47戸)での実施内容と、温熱環境の変化(改善)を紹介。続いて多摩ニュータウン内で外断熱改修を実施した2つのマンションの各代表者が、住民の立場で経緯などを説明した。
























