大手デベ、多様な働き方を模索(上) 森トラ、中途増え社員多様化 活躍できる環境づくり大事
住宅新報 2024年1月2日 号 4面
複数の制度組み合わせ
森トラストでは、従業員の多様な働き方に対応するために複数の制度を導入。実際の社員の働き方やニーズに合わせて、制度の内容や運用も見直している。同社においては、新卒採用だけでなく、キャリア採用の比率が増え、それぞれの社員が持つキャリアのバックグラウンドが多様化している。同社の正社員の中途採用比率は、2019年度で33%、20年度で28%、21年度で42%、22年度で50%超と年々増加する傾向にある。22年度の新入社員採用数においても、新卒18人に対しキャリア採用が32人と新卒を上回る。全従業員比率でも23%がキャリア採用だ。そのため、年代や性別、バックグラウンドを問わず「社員が活躍できる環境づくりが重要だと考えている」(総務人事本部総務人事部の河合康一専門部長代理)と言う。
具体的な例として、出社とリモートを組み合わせたハイブリッドワークを導入している。これは、「コロナ禍を経てライフスタイルの変化や、個々人の働き方に対する考え方の多様化に伴い、企業側が柔軟に対応する必要が出てきている」(同)という認識からだ。一方で、出社したくなるオフィスを提供する立場から、「社員にも当然〝会社に行きたい〟という思いを持って働いてもらいたい。ハイブリッドワークの導入によって、オフィスの重要性と個々人の柔軟な働き方の両立を進めている」と言う。

























