廣田 信子の紙上ブログ No.400 マンション管理応援歌 災害は助け合いが必要、寄付が当たり前に
住宅新報 2024年1月23日 号 5面

元旦に襲った能登半島地震。震度7、6強を観測し、マグニチュード7.6の地震の爪痕はどんどん厳しさを増しています。建物の下敷きになった方々が発見され死者の数がどんどん増えていきます。海が4メートルも隆起し、津波が襲っています。半島を走る道路は大規模ながけ崩れで、見る影もなくなっています。そこで避難生活を送る人の苦悩が伝わってきます。元旦で田舎に帰っていた家族が犠牲になったこともあったでしょう。お正月で役所には人がいなくて、緊急体制もとれなかったことと思います。
生まれ育った地への思い
この地域は、これまでも地震で珠洲市と輪島市は一時、完全に麻痺状態となった経験があります。このところ続く地震に、住民は戦々恐々としていたはずです。過去には北陸の地震をきっかけに、巨大地震を引き起こしたと考えられる例もあり、今後、多数の死者が出る大震災につながる可能性があるとの指摘もありました。更に、能登半島は典型的な地滑り多発地帯。地震と連動して深刻な地滑りが起きてしまう可能性も高かったのです。地震発生のニュースを聞くたびに、ここで暮らすことは怖いはずだけど、みんな自分の生まれ育った地への思いがあって、引っ越すことは考えられないのです。
























