クリナップ、創業75周年サニタリー復権へ システムバスルームを刷新 長期優良住宅なども対応
住宅新報 2024年2月13日 号 13面
同社のバスルームは補強なしで換気乾燥機の取り付けが可能な強い構造や、下地無しの部材後付けが可能で業界屈指の保温性能を持つ壁など、普及価格帯からの〝浴室まるごと保温〟を標準とした〝箱〟の高い性能が強みだった。一方で、メジャーな他社商品と比べ、特殊な構造であることから、まったく異なる2つの工法を習得しなければならず、新規の取り付け先業者の獲得の妨げになっているほか、自社の社員にとっても、提案の難易度が高かった。
また、サイズ面でも外寸が1700ミリと、1670ミリの他社製品と比べ大きく、耐震基準の厳格化や長期優良住宅など強度を増した住宅に収まらないケースがあるほか、在来リフォームでのタイルの「はつり工事」が必要である点、サイズバリエーションの少なさなどが採用の壁となっていた。そこで、強みを残しつつ課題の解消のため、構造からの見直しを進めた。
そこで、構造を業界基準のジョイナー構造に統一するため、業界トップクラスの保温性と強度が強みのサンドイッチパネルを従来の25ミリから14ミリに薄型化しつつ、浴室全体での保温性能や強度の維持と軽量化を実現した。


















