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プレミアム会員限定知って得する建物の豆知識 374 暖炉と薪ストーブ コストや地域性にも注意を

住宅新報 2024年2月20日 号 14面

連載: 知って得する建物の豆知識

資格・実務
  • 知って得する建物の豆知識 374 暖炉と薪ストーブ コストや地域性にも注意を

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 筆者の設計した住宅には多くの場合、暖炉を設けました。施主が希望するケースもありますが、設計案に盛り込むことで、実現したものも少なくありません。

 暖炉の良さは理解されても、その運用となるとなかなか面倒で、住宅雑誌などで見る「暖炉のある素敵なリビング」のイメージのようには行きません。薪の手配・管理から、燃え残りや灰の処理、煙突掃除まで暖炉を維持するのは結構な手間がかかります。しかし、暖炉は部屋を暖かくし、炎の「f分の1揺らぎ」や燃える薪の音、微かな天然木の燃える匂いが心をリラックスさせることも確かです。また、停電などの非常時には、重要な熱源として機能することがあり、燃料があれば採暖以外に調理も可能です。

 薪として最も一般的なのはブナ・楢などヤニの量が少ない広葉樹で、松や杉などの針葉樹はヤニがあるため一時的な火力はありますが、火持が悪く煙道にススを発生させる恐れがあります。薪の手配ですが、一冬に数回程度、クリスマスやお正月などのイベント時のみの暖炉運用であれば良いのですが、暖房機として考えるとホームセンターやWebからの購入はランニングコストが高すぎて実用的ではありません。

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