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スタンダード会員限定廣田 信子の紙上ブログ No.405 マンション管理応援歌 ペットとの共存を考える

住宅新報 2024年2月27日 号 5面

連載: 廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌

マンション・開発・経営
廣田 信子の紙上ブログ No.405 マンション管理応援歌 ペットとの共存を考える

 前回の30年前、設立総会でペット飼育化にした話の続きです。当時の方から連絡をもらいました。「『設立発起人会』の席上、ペット不可の規定に反対の意見を述べたのは、ペットの幸せのためにルールの中で問題を解決できる環境づくりに奮闘していた獣医の方々の影響が大きかった」と言います。

 ペット可を目指した理由は、(1)高齢化の進展と共に家族の一員としての要望が高い、(2)盲導犬、介助犬など「サービス犬」の存在と役割が社会的に認知されている、(3)認知症、長期療養者などの「アニマル・セラピー」と評価が高まっている――などでした。「発起人会」に参加した8人全員の賛成で、「ペット可」となったのです。設立総会では、ペット可の規定に、「本当?意外だね」という反応はありましたが、一切の異論もなく承認されました。30年前、マンションではペット不可が当たり前の時代です。1998年の新築マンションでペット飼育可はたった1.1%。それが、2007年には86.2%まで上がっています。

 もちろんペット飼育可とすることで、新たな課題も発生します。「感染症」や「アレルギー」などの心配、鳴き声による迷惑やペットが怖い人、嫌いな人への配慮が必要です。設立準備会に集まった人はペット可を喜んでいましたが、ペットクラブ加入への理解はなかなか大変でした。ペットを飼っている人が自ら問題を収める仕組みが大切で、そのことが飼っていない人の信頼を生むということを辛抱強く伝えていきました。あえて「飼育可」に転居

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