ADR相談からみる 事業者のためのトラブル事例 ――傾向と対策 【第13回】シックハウスに関するトラブル
住宅新報 2024年3月5日 号 9面
連載: ADRの現場から

化学物質を放散する建材・内装材等の使用による室内空気汚染から発症してしまうシックハウス症候群。近年では認知度が高まっている同疾患ですが、今回はシックハウス症候群を引き起こす原因に対する知識が十分でなかったために起きてしまったトラブルを紹介します。
従来からアレルギー症状を持っていたA氏はマイホームを建築する際、シックハウス症候群を発症させないため、建築業者に依頼をして使用する建材等に注意を払ってマイホームを建てました。
また、建築後には化学物質測定も行い、安全性を確認した上で入居をしました。事前の対策が功を奏し、A氏はシックハウス症候群を発症することなく生活を送ることができましたが、約2年後、仕事の都合で長期にわたり遠方へ行かなければならなくなりました。






















