廣田 信子の紙上ブログ No.409 マンション管理応援歌 「表札」に替わる人間関係の作り方
住宅新報 2024年3月26日 号 5面

マンションコミュティ研究会では、12年前の第6回フォーラムで、「表札等に関するアンケート調査報告」と、「管理」と「コミュニティ」の融合の中から人材が育ち、より魅力的な住環境に育っていく未来を考えました。
このアンケート調査はセミナー参加者、知り合い等に声掛けをして600名を超える回答を得ました。その結果は、「ほとんどの人が表札を出している」が38.4%、「3分の2程度」が19.9%、「半数程度」が13.2%、「3分の1程度もしくはごく少数」が24.5%でした。
実は、このアンケート調査を思い出したのは、ある出版社から、この内容を使わせてほしいとの申し出があったからです。10年以上前のこの結果を出していいのか悩みました。今は、もっと表札を出していない住戸が多いことは明らかだからです。この時の回答では、表札を出さない理由として一番多かったのは、「犯罪に利用されたくない」で34.8%、「周りが出していないから」が19.3%、「面倒で何となく」が17.8%でした。まだこの時は表札を出してないことを好ましくないとする意見が多数ありました。同時に、サークル活動等を通して人間関係ができるなら表札にこだわらなくてもいいという意見もありました。今、新築のマンションでは表札を出さないことが当たり前になっています。当時、大規模修繕工事時に、表札を作成して表札を出すことを促したマンション、入居時から表札を出してもらうことを前提にしていたマンションでは、その後どうなったか気になります。その後も、入居者が変わるときに表札表示を続けているのかどうかです。























