ひと 築年評価から脱却を 「住宅査定システム」を開発建物評価研究機構代表理事 岩崎 隆さん
住宅新報 2024年4月9日 号 2面
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7年の歳月を掛けて開発した「THK住宅査定システム」が完成し、この4月1日から正式スタートした。一般的に木造住宅は築20~25年が経つと〝価値ゼロ〟とみなされることが多い。「そうした慣習を変革し、修繕や改良の実施状況を建物評価に反映できるようにし、売主、買主にとって分かりやすい査定システムを目指した。建物の質が的確に評価され、市場で流通する好循環をつくりたい」
仕組みとしては、国土交通省が公表している再調達原価を基にした都道府県ごとの平均単価をベースに、傷み具合や設備・仕様などのグレード、更にはリフォーム履歴や耐震性、断熱性などの性能を加味した数値を入力すると自動的に算出されるというものだ。
このシステムを利用して査定できるのは、同機構の講習を受け、試験に合格した「住宅査定士」だ。宅建士、建築士、不動産鑑定士のいずれかの資格を持っていることが受講の要件だが、「主に、顧客との接点が多い宅建士(仲介業者)の受講を想定している。この査定システムをうまく営業活動にも活用してもらいたい」
























