視界不良の世界情勢が誘う アジア太平洋地域から退潮する投資家 高金利を嫌うマネーが日本に
住宅新報 2024年4月23日 号 4面

「金利のある時代が始まる」。
日銀が3月19日にマイナス金利政策の解除を打ち出してから、そのようなアナウンスが急速に広がった。ただ、世界の主要国と比較すれば、依然として長期金利は1%を割り込む水準が続いており、日銀も金利を急激に上げる姿勢はない。
金利高にあえぐ諸外国の海外不動産投資家は、日本・東京に注目する。昨年を振り返れば海外投資家は、日本の不動産を売り越したが、資産組み替えの一環との見方もあり、特にアジア太平洋地域を見ると、高い金利水準に加えて、中国での長期にわたる不動産セクターの衰退と政策の不確実性に伴う経済停滞が相まって海外投資家が資金を引き揚げて日本に振り向けるとの見立ても少なくない。
























