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スタンダード会員限定廣田 信子の紙上ブログ No.413 マンション管理応援歌 コミュニティは〝あいさつ〟から

住宅新報 2024年4月23日 号 5面

連載: 廣田信子の紙上ブログ マンション管理応援歌

マンション・開発・経営
廣田 信子の紙上ブログ No.413 マンション管理応援歌 コミュニティは〝あいさつ〟から

 先日、築30年の大型マンションから理事会でコミュニティに関する話をしてほしいという依頼がありました。そのマンションのコミュニティの状況を知らないと話ができないので、それを知るのに苦労しました。

 コミュニティは、将来に向けての円滑な合意形成に大切なものです。築30年になると、入居当時の子供たちが大人になって行事への出席者も少なくなります。そのマンションは、2年任期の役員の中から自治会担当理事を選びます。急に自治会担当理事になった方は、状況が分からないので、つい前年と同じ行事をすることになります。参考に他のマンションの取り組み事例を話しましたが、まず、一番大事なのはあいさつをすることではないかと思いました。理事長もあいさつに興味を持ったようです。女性の理事の方々からは、「今、子供たちは学校で大人に声を掛けられても無視するようにと教えられていてあいさつができない。どうしたらいいのか」「ゴミ置き場で会った夫婦にあいさつしても、どちらもあいさつを返さない。そういう状況でもあいさつをするのか」という質問がありました。

 自分がマンション内で人と会ったらあいさつをすると決めていたら、返答を気にすることはないのです。ニコッっと笑って子供にあいさつしても子供から返事が返ってこなかったら、それでもいいのです。そのうち子供も分かってあいさつを返すようになるかもしれません。あいさつをしないご夫婦も、続けていればいずれ返ってくるかも…。

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