事業用木造ブランド設立 年間30億円を見込む 住友林業
住宅新報 2024年5月28日 号 12面
住友林業は5月17日、木造の事業用建築ブランド「The Forest Barque(ザ・フォレスト バーク)」の展開を開始した。脱炭素への取り組みが広がる中、住宅の既存顧客からの、住宅と同様の品質での事務所や診療所などの木造化の要望が年々増加していることなどから、需要の拡大を見込み、ブランド化に踏み切った。事務所や診療所、店舗などのニーズを想定しており、沖縄県を除く全国で展開する。
耐震性に優れ、大空間や大開口が可能で将来的な間取り変更も容易な木質梁(はり)勝ちラーメン構法を用いた独自の「ビッグフレーム構法」を採用する。設計のシステム化にも対応した同構法によって、年間8000棟規模の木造住宅を供給する同社のサプライチェーンを生かす。
また、戸建て注文住宅と同じ断熱仕様でエネルギー効率の高い機器を導入することで、エネルギー消費量の収支を省エネ基準の50%以下まで削減する「ZEB ready」基準を実現。建物使用時のCO2排出量のほか、建設時のCO2排出量を削減すると共に、長期にわたり炭素を固定する。
















