ひと 投資家目線で分析する オフィス賃料は上昇に向かうと観測する大和不動産鑑定主席研究員 竹内一雅 さん
住宅新報 2024年6月4日 号 2面
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2025年にオフィスビルの新規供給が多くなることが懸念されているものの、東京都心の計画が後ろ倒し傾向にある。資源高、円安進行、労務費アップの三重苦に見舞われ、建築費の総額が当初計画よりも大幅に増えるのは必至であり、各事業主が計画の見直しなどを推し進めている。
「今のコストアップは凄まじすぎるが、コントロールできるのであれば、供給量を後倒しにすることもありえる。(当初計画のまま)25年を迎えれば需給環境が悪化することは見えていた。いろんな意味で少しマイルドになる可能性がある」と現状を理解する。
オフィス不要論を言う人は皆無となった。リモートワークとの併用でフレキシブルな働き方が定着すると共に、今後の見通しについては、「私は少し需給関係が落ち着いてくれば賃料が上がってくると思っている。日本の賃料は需給がひっ迫しないと上がってこなかったが、コストプッシュ型のインフレ社会を迎えている中では、需給関係と関係なく賃料が上がらざるをえない」と見立ててインフレに合わせて賃料上昇が定着することを想定する。「オフィスに人が集まれば生産性が高まることもほぼ確実視されている」とも指摘する。























