東大と三井不がシステム考案 高層建物内でドローン配送 迅速、省電力で個別に即時対応
住宅新報 2024年6月4日 号 4面

東京大学先端科学技術研究センターの江崎貴裕特任講師、井村直人特任研究員、西成活裕教授、三井不動産の藤塚和弘産学連携推進部統括らの研究グループは、高層マンションなどの建物内にドローンが垂直飛行できる専用空間を用意し、各階に設置された垂直離着陸可能なポートで荷物を配送するシステム(特許出願済)を考案した。
数理モデルによる分析でその有効性を示した研究成果が5月16日、「Communications in Transportation Research」のオンライン版で公開された。
システムの有効性を分析するため、荷物の脱着、上下飛行、バッテリー交換などの配送プロセス(図参照)を仮定し、実際の機体(PF2-AE Delivery)仕様を基に、現実に近い数理モデルを構築。その上で、仮想的な高層マンションの各家庭でポワソン過程(時間や空間内で無作為に発生するイベントをモデル化するために用いられる確率過程)によって需要が生じると想定し、さまざまなドローンの台数で配送のパフォーマンスを調べた。
























