廣田 信子の紙上ブログ No.423 マンション管理応援歌 管理組合に遺贈したいと言われたら
住宅新報 2024年7月9日 号 5面

先日開催したマンションコミュニティ研究会のフォーラムは、「区分所有者の終活を考える2~遺言書が区分所有者自身も管理組合も助ける」をテーマにしました。実は前回のフォーラムで、一人暮らしの高齢者が、管理組合に200万円を遺贈する旨を遺言書に明記して亡くなった、それが2例続いたという話を伺いました。その内容を深めたいと思い、神戸のポートアイランド住宅管理組合にお願いしました。ポートアイランドは9棟941戸で電気配線の補強、給排水管更新、実質全戸の賛成が必要な高圧一括受電等の工事を既に実施していました。そして、現在、長年の懸案事項だった耐震改修工事を19億円かけて実施中です。
65歳以上の居住者は男性380名、女性436名です。一人暮らしの方は159名で女性が77%を占めています。普通なら高齢化が進んで、役員のなり手不足、高齢者支援が大変だという話になるところですが、ここは違っています。
思い起こせば、2001年の阪神淡路大震災発生時に、この地区に7000戸の仮設住宅が設置され、住民も多数ボランティアで活動しました。この時の記憶が「ポー住喫茶」の立ち上げにつながり、お茶とケーキを提供し自由にカラオケやおしゃべりができる空間をつくっています。更に老人会を立ち上げ、月1回のお誕生会、食事会を実施しています。
























