知って得する建物の豆知識 384 土に還る建材(サステナブル建材) 豊富な種類、選択時に2つのポイント
住宅新報 2024年9月3日 号 9面
連載: 知って得する建物の豆知識
サステナブル建材は、環境への負荷を最小限に抑え、持続可能な社会の実現に貢献する建材です。種類が豊富でそれぞれに特徴があり、住宅の設計やリフォームの際にこれらの建材を取り入れることで、二酸化炭素削減の一助になります。
まず、代表的なものが木材系建材です。木材は生育時に二酸化炭素を吸収し、材の中に長期的に固定します。都市部の防火地域では使用は限られますが、準防火地域や無指定地域では、純木造建築にすることで、サステナブルな住宅とすることができます。
構造材として、無垢材は高価ですが集成材は小さな木材を接着剤で貼り合わせて造るため、コストの割に強度が高く、反り難く、寸法が安定しています。集成材は強度や耐水性について厳格な規格、検査基準のもとで品質管理される構造用材と、強度に関する規格のない家具や内装などに使う造作材があります。最近では、大断面集成材を利用することで、曲線部材・大スパン架構などが可能となり、木質ドームや高層木造建築物に応用されています。























