全6棟の空間や街並み体感 積水ハウス 独自のデザイン提案 つくばにリアルサイズで再現
住宅新報 2024年9月3日 号 12面
同社は昨年6月に新築戸建て住宅におけるインテリアデザインの提案手法を一新。これまでの「和」「モダン」といった流行や嗜好を反映したテイストに基づく提案から脱却、〝顧客の感性〟に寄り添う基準となる独自の「感性フィールド」に基づく提案へシフトした。「感性フィールド」は、空間における色や素材、形などの印象の分析や言語化を進め、大まかな6つの傾向を導き出し、それぞれの特徴を、「静」「優」「凛」「暖」「艶」「奏」の6種類に分類、可視化したもの。この6種類を軸に、感性の分析や共有に役立てるデジタル画像を集めたコミュニケーションツールを開発したほか、住宅展示場やショールーム「ライフニットアトリエ」を展開してきた。
デザイン提案の基準を変えることで、顧客にとっての〝愛着がわく家〟を訴求すると共に、従前のテイスト提案では、流行の変化や嗜好の多様化に伴い、テイストの種類が増える一方となり、顧客にとっても選択が難しくなったといった課題を解消すると共に、これまで把握が難しかった顧客の細やかなニュアンスなどを汲み取りやすくなったという。
今回は、子育て世帯への訴求を図り、ファミリー層に人気が高いつくば市に開設。約54坪の敷地に延べ約100m2のリアルサイズ、同様の間取りの家、それぞれの感性フィールドに基づくインテリアを採用。実際に空間を体感し、比較する機会を創出することで、それぞれの顧客にとっての〝愛着〟や〝共感〟の更なる訴求を図った。


















