CLT活用関係省庁会議 木造大型化の進展など報告 採用建築物数は伸び悩みも
住宅新報 2024年12月10日 号 3面
政府は11月29日、総理大臣官邸で「CLT活用促進に関する関係省庁連絡会議」の第15回会合を開催した。林業・木材産業の成長や地方の産業育成・雇用確保を目的として、公共建築物や商業施設等におけるCLTの積極的な活用へ向け、16年に設置された中央連絡会議。内閣官房を中心とした各省庁の担当部局長らで構成され、近年はおおむね年に1~2回程度会合を開いている。
今回の会合では、最近のCLTの活用事例や動向のほか、21年に作成した現行の「CLT普及に向けたロードマップ」を踏まえた各省庁所管分野の取り組みの状況等について報告を行った。
事例報告によると、足元では中高層建築物における構造材としてのCLT活用も進み、木造オフィスビルの大型化や新規参入も見られるなど、活用の幅が広がっている様子が見られた。半面、内閣官房の集計では、CLTを活用した建築物等の竣工件数は、24年度末時点で累計1346件(前年度比144件増)となる見込み。一定の増加は続いているものの、直近5年間では増加件数が最も少なく、活用が伸び悩んでいる実態も浮かび上がった。

























