廣田 信子の紙上ブログ No.444 マンション管理応援歌 管理組合の歴史と今後に対する組合員の思い
住宅新報 2024年12月10日 号 5面

435回でお話ししたマンションコミュニティ研究会のオンラインフォーラムを開催しました。築42年の入船東エステート住宅管理組合が国土交通省の「マンションストック長寿命化等モデル事業」に選定された「スラブ下配管の解消による排水システムの統一化」について聞きました。管理組合から理事長を含め4名の方に参加して頂きました。それにコンサルタント、施工業者の方のお話も聞きました。今まで良い取り組みをした管理組合を勉強会等で紹介したいと思っても、当然のことですが、なかなか理事の対応が難しく、コンサルタント、施工業者の方の報告になってしまうことが多くなっていました。今回、管理組合の理事4人、それぞれが、これだけきちんと専門的な話ができるのは、本当に珍しいことです。
情報をオープンに
807戸8棟の団地です。駅前で立地がよく、当初から、管理組合活動に熱心な方が多く、活動は盛んでした。ですから、方針が違って意見が分かれることもありました。時には、それぞれが思うところを記載して、理事長選挙をしたこともあります。ただその中で、常に情報をオープンにしてできるだけ民主的に自分たちの目指す道を考えてきたことが大きかったのです。その歴史の中で、組合員の気持ちがどこにあるかを知ることの重要性を知り、自分たちの考えを理解してもらうことに力を入れてきました。これが、床上配管と床下配管が混在するマンションで工事費の違いを乗り越え合意形成につながります。
























