廣田 信子の紙上ブログ No.447 マンション管理応援歌 マンションが単なる資産物件となったら…
住宅新報 2025年1月7日 号 5面

昨年は、新築マンションの価格高騰が続きました。東京都のマンションでは、億ションが当たり前になっています。ディベロッパーは、富裕層の資産になる物件を供給することを目指していて、一般のマンション購入者のことはあまり考えていないと言います。「住むための住宅」から「資産物件」になっているのです。一方、高齢化が進んで不適切管理が心配されるマンションも少なくありません。マンション管理を一つのルールで語るのはもう難しいという気持ちになります。今、夫婦共働きのパワーカップルが、2人で1500万円の年収があると、銀行は1億円を簡単に貸すのです。しかし、この一般の人が買えない高騰価格がずっと続くとは思えません。バブル崩壊、リーマンショックのときを思い出します。
バブル崩壊時に経験
私たちは、資産として保有し、いつでも売却できるマンションの管理を語ることの難しさを感じています。富裕層はいろいろな投資をしていて、市場が価格急落の状況になったとき、急に苦しくなることもあります。目いっぱいペアローンを組んだ夫婦が、離婚をするに当たって、売却しても負債が残ってしまい、どうすることもできないことも発生します。バブル崩壊時に、身近で経験したことばかりです。
























