阪神・淡路大震災からの30年 (1)大和ハウス工業 住宅特化の免震技術を訴求 制震や繰り返す余震にも対応
住宅新報 2025年1月28日 号 10面
大和ハウス工業は、供給した戸建て住宅の全半壊は免れた半面、壁紙の亀裂や家具の転倒による圧迫などの被害発生を受け、1998年に住宅に特化した免震技術の開発を本格的に開始。2001年にプレハブ住宅メーカーとして初めて免震システムを搭載した戸建て住宅商品「ステイトメントウイズC 免震タイプ」(現在は廃版)を発売。03年には更に改良した新免震技術(現在は廃版)を全ての鉄骨2階建て戸建住宅に搭載できるようにした。
この技術は、揺れを逃がすために建物を転がす「単球式転がり支承」や地震エネルギーを吸収する「パンタグラフ式減衰装置」、震度5弱以上の地震で建物を免震状態に切り替える「風揺れ固定装置」を導入したもので、阪神・淡路大震災クラスの揺れを、それまでのシステムから8分の1以下まで低減することが可能になったという。

















