ヒューリック 1年前倒しで新中計策定 データCなど次世代アセット拡大 3年後、経常1800億円
住宅新報 2025年2月11日 号 4面

ヒューリックはこのほど、27年に経常利益1800億円達成を目指す3カ年の新中期経営計画を策定した。現中期経営計画(23~25年)で掲げていた経常利益1500億円などの目標を1年前倒しで達成したため。今回の計画(25~27年)では、ボートフォリオ再構築や開発竣工物件の利益最大化などで、27年12月期に営業利益3050億円(24年12月実績1633億円)、経常利益1800億円(同1543億円)、当期純利益1190億円(同1023億円)を目指す。
目標達成に向け3つの成長戦略を掲げる。1つ目は「ポートフォリオ再構築の推進」。安定基盤利益を着実に拡大するため、重点エリアと注力アセットの開発・取得を進め、競争優位性のあるポートフォリオの再構築を継続する。具体的には重点エリアと位置付けている銀座と新宿東口、渋谷・青山、浅草に重点投資し、24年末に44%だったその比率を27年には50%へと引き上げる。また、注力アセットへの投資としては、例えば高速通信接続ニーズに対応する都心型データセンターや複数企業が入居する賃貸型研究施設といった次世代アセットを拡大する。更に昨年から案件が増加してきたCREによる物件取得も進めていく。
成長戦略の2つ目は「開発竣工物件の利益最大化と海外投資の拡大」。27年までに都心を中心に事務所や商業、データセンターなど29件が竣工する計画だ。資産額は4400億円に上り、前中期計画の3倍近い額となる。開発した物件の一部は系列リートやファンドに組み入れ、グループAUMの拡大とそれに伴うAM事業の強化を図る。
























