25年度に次期計画を本格検討 現行計画は「目標の9割着手」 国交省・無電柱化推進検討会
住宅新報 2025年3月4日 号 3面

現行の第8期「無電柱化推進計画」は21年度に開始し、25年度に最終年度を迎える。これを踏まえ、国交省は今回の会合で「次期計画の策定に向けて、現行計画の取り組み状況や課題を整理・検証」し、今後の無電柱化の施策のあり方について「来年度より本格的に検討を進める」との方針を示した。
同省の報告によると、現行計画の進ちょくは、目標の4000キロメートルに対して「約9割に当たる3600キロメートルについて、計画協議に着手済み」という状況だ。25年度末時点では「約2200キロメートルで工事中、約540キロメートルで電柱を撤去対応中」と見込む。ただし、23年度において電柱は全国で約4万2000本増加。増加幅は前年度から縮小しているものの、依然として全体の本数自体は増え続けている。
電柱減少に向けた課題としては、道路管理者が向けて地下に電線の管路を整備したものの、電柱撤去に伴う工事に民間の土地・建物所有者からの同意を得られないケースが報告された。具体的には、必要な工事に対して民地所有者や近接するマンション所有者から反対されるケースが挙げられる。これらに対しては、「道路管理者・電線管理者で原因分析を行い、対策を検討する」(同省)こととした。
























