定借マンション急増? ~背景に何が~(下) 〝終活〟の合理性評価 長寿化人生にも対応
住宅新報 2025年4月8日 号 4面

大成有楽不動産が手掛ける定借マンション「オーベルグランディオ川崎久地ヒルズ」
所有権マンションの老朽化問題では、〝2つの老い〟という言葉が定着した。躯体の老朽化と所有者(居住者)の高齢化が同時に進み、大規模修繕や建て替え決議がまとまらないまま居住環境の悪化が進行していく状況を表したものだ。
こうした問題を改善するため、政府は区分所有法などマンション関連法の改正を3月に閣議決定。今国会での成立を目指す。現行は5分の4の建て替え決議要件を、一定の要件を満たした場合は4分の3に引き下げるなど様々な緩和措置が取られる。ただ、4分の3でもハードルは高い。そうはいっても法律でこれ以上の要件緩和は様々な問題を引き起こす可能性がある。「マンションは終の住まいとなりうるのか」というテーマが取り沙汰され始めているのが実態だ。
購入意識に変化
























